見栄で浪費するお金のメンタルブロック解除


 

見栄で浪費するお金の

メンタルブロック解除

 

お金を使う時って気分がいい

ですよね。

 

ところであなたは、人によく見られ

たい、いい格好を見せたいとメシを

奢ったり、見栄でお金を浪費する

ことはありませんか?

 

あるいは、あまり行く気がしない

飲み会などに誘われて断れなくて

行ったり、ファッションや時計、車、

 

女性は、化粧品やエステなどの美容、

アクセサリーなど、人によく見られる

ことに、ついお金を浪費して後悔する

ことはないでしょうか?

 

時々、この見栄でお金を浪費する

メンタルブロックのご相談が

あります。

 

以前、60代の経営者Aさんから、

こんなご相談がありました。

 

(許可を得て、本人が特定されない

ように加工してご紹介します)

 

売上もだいぶ復活してきたけど、

コロナ前みたいに会社の経費を

使える状態ではないのに、社員や

取引先を飲みに連れて行くのが

やめられません。

 

頑張ってくれている社員や取引先へ

ねぎらいで連れて行ってるんだと、

自分に言い聞かせています。

 

ですが経費がそんなに使えないので、

私個人のお金を使ってますが、

それも限界にきています。

 

奥さんからは、「いい加減にして!」

と度々言われ、「うるさい、これも

経営だ」と夫婦ゲンカが絶えません。

 

この見栄でお金を浪費するのが

やめられないのは、私の心の病気

なんじゃないかなと感じるほどです。

 

社員の若い衆に、

「おい、お前ら今日、行くぞ!」

と飲みに連れて行きたいけど、

前みたいに頻繁に行けない自分の

不甲斐無さに、家での飲酒量が

増えています。

 

このままでは、健康にも仕事にも

家庭にも悪いので、いろいろ試し

ましたがダメでした。

このような内容でも解消ですか?」

というご相談でした。

 

そこで、私は、お金を浪費してしまう

のは、お金のメンタルブロックで

よくあるご相談なので解消できますよ、

とお答えすると、セッションを受ける

ことになりました。

 

実際のセッションに来られたAさん

は、体格が良く、ホームベース型

の顔で、声がデカい人。

 

そこでAさんは、いつ頃から、人に

よく見られたいという見栄で、若い衆

を飲みに連れて行ったり、お金を浪費

するのが、

 

やめたいのにやめられなくなって

ますか?と聞いてみたんですね。

 

すると、Aさんは、こんなことを

教えてくれました。

 

「結構前からです。

バブルの頃、会社員で営業をやって

いて給料も良かったので、部下を

よく飲みに引き連れて行ってました。

 

部下に頑張ってもらうために、時々、

私が全部、奢っていたんですよ。

あの時は、本当に楽しかったな~」

 

そこで私は、もっと前に、そんな

見栄でお金を浪費する感覚は

なかったですか?と聞いてみると、

 

「ちょっと、よく分からない

ですね・・・」とAさん。

 

なので、もしかしたら全く同じ見栄

でお金を浪費する感覚ではないかも

しれません。

 

大学とか高校生の時にもあったかも

しれませんし、さらに前の、小学生

低学年とかぐらいの時に、

 

見栄というか強がって、何かをした

感覚はなかったですか?

とお聞きすると、

 

あ、もしかしたら・・・似たような

感覚があったかもしれません、

と言い始めたのです。

 

たとえば、どんなことがありましたか?

と聞くと、

 

「物心がついた頃から、両親が共働き

でお店をやってて忙しかったので

あまり構ってもらえませんでした。

 

私は長男で、少し年齢が離れた弟と

妹がいます。

 

そして、たまに祖父母や親戚が

ウチに遊びに来て、

「寂しくないか?」と聞かれた時、

 

「寂しくなんかないよ」と強がって

言ってました。

 

寂しいなんて言う弱い自分を見せたく

なかったし、いい格好を見せたかった

からです。

 

私は、小さい頃から体格が良くて、

声がデカかったので、近所の子供

たちを舎弟にして引き連れていた

お山の大将。

 

舎弟が、変な奴らに絡まれたと

聞くと飛んで行ってケンカしてた

んです」とAさん。

 

そこで私は、ドラえもんのジャイアン

みたいですね(笑)ちなみに、どうして

舎弟が絡まれたらケンカしたんですか?

と聞くと、

 

Aさんは、

「舎弟を弟や家族のように思っていた

からです」とのこと。

 

では、もしその舎弟がいなくなったら、

どんな気持ちになりますか?

と私が聞いてみると、

 

Aさんは、急に青ざめて、

「耐えられないです・・・」

と肩を落としたんですね。

 

そこで、何に耐えられない感じ

がするのでしょうか?

と私がお聞きすると、

 

「何というか・・・身体の芯から

孤独の寂しさを感じます・・・」

 

とAさんは、まるで子供がしょんぼり

小さくなっているような雰囲気に

なったのです。

 

おそらくこれが原因ですね。

 

確認ですが、子供の頃、本当は耐え

られないほど孤独の寂しさを感じて

いるのに「寂しくなんかないよ」

と見栄で強がった。

 

その寂しさを埋めるために代替行動

として、舎弟たちを引き連れて強がる

ようになって、

 

それが大人になり、社員や取引先を

飲みに連れて行って、見栄でお金を

浪費して強がるようになった。

 

これらの感覚が、つながっているような

感じがしますか?と聞いてみると、

 

「ああ、ほんとだ、つながっている

感じがします・・。

 

子供の頃のあんなことが、見栄で

浪費をやめられないお金の

メンタルブロックになっていた

んですね・・・」とAさん。

 

そこで私は、

この本当は寂しいのに寂しくないよ

と強がっているこの感覚を、これからも

持ち続けた方が良さそうですか?

 

それとも手放した方が良さそうですか?

と聞いてみたんですね。

 

するとAさんは、

あー、う~ん、と少しの時間、頭を

掻きながら、私のサポートもあって、

ようやく心の踏ん切りがついた

ようでした。

 

そして、子供の時、親に構ってもらえず

寂しい、というメンタルブロックを

外しました。

 

セッション直後、今まで経費がそんなに

使えなくなって、個人のお金も限界が

きてて、頭では良くないと分かって

いるのに、

 

社員や取引先に、見栄でお金を浪費

してしまうのは、どんな気持ちで、

なかなかやめられない感じでしたか?

と聞いてみると、

 

何となく、社員や取引先を、引き

連れていることで、よく見られたい、

尊敬されたい、重要な人間だと思われ

たいという気持ちがあったと思います、

とAさん。

 

そのよく見られたいという感覚は、

まだありますか?と聞くと、

あれ?何だか感じませんね、と首を

かしげながら不思議そうに言って

ました。

 

セッションから約2か月後、Aさん

から、こんな報告メールを頂きました。

 

今までだったら、定期的に社員や

取引先を飲みに連れて行かないと

ソワソワする衝動に駆り立てられて

いました。

 

その感覚が無くなり、変な見栄も必要

無くなったので、心も自由になって

お金の浪費も無くなりました。

 

そのためか、社員を飲みに連れて

行けない不甲斐無さを感じることも

無くなって、家での飲酒量も減った

んです。

 

また、人からのお誘いも断り切れ

なかったのが、自分の気持ちや選択

を優先するようになりました。

 

何より、人と一緒にいないと寂しい、

虚しい感覚が無くなったことが

嬉しいです。

 

この見栄でお金を浪費することが

原因だった離婚危機も無くなり、

ホッとしています、とのことでした。

 

また、戦後の高度経済成長期に、

親が仕事で忙しくて構ってもらえない

子供時代を過ごした場合、寂しさを、

親がお金やモノを与えて埋め合わせて

いたことがあります。

 

すると、その子供は、大人になり、

その寂しさを埋めるために浪費グセが

ついていることがあるようです。

 

ところであなたは、見栄でお金を

浪費して後悔することはありま

せんか?

 

このメンタルブロックを外すことは、

あなた自身の問題・課題、お悩み

だけではなく、家族や仕事関係、

お客様、友人知人にも影響するので、

とても重要ですよ。

 

PS.見栄、プライドで似たケース

の参考事例もご紹介しておきます。

 

◆あるトップ保険営業マンの

メンタルブロック

https://mentalt.jp/sales-mentalblock-3

 

セルフイメージコンサルタント

岡崎哲也

 

■メンタルトレーニングで営業力強化

メール講座(全10回・無料)

メルマガボタン